より「強い」片倉工業に向け協力関係へ 

コスト削減+事業の撤退+関連のあるKPIへの集中=より「強い」片倉工業

片倉工業株式会社(以下、「片倉工業」)は佐野代表取締役社長と上甲専務取締役のリーダーシップの下、過去1年間で赤字事業の撤退やその他事業の再編において大きく前進しております。2018年には4つの事業から撤退し、現在その他事業の再編を進めています。

オアシスは2014年から片倉工業と対話を続けてきました。当初は事業の著しい低迷を要因とした株式の過小評価に関する議論が中心でしたが、スチュワードシップ責任に基づく対話・議論を通じて、同社は業績を大幅に改善することが可能であるとの考えに至りました。

我々は佐野代表取締役社長と上甲専務取締役並びその他取締役と経営陣の直近の取り組みを高く評価しております。これらの取り組みは、同社によるコーポレートガバナンス・コードの順守やオアシスその他株主との関係性の向上、ROEを含む企業価値創造への更なる注力を反映したものと考えております。この姿勢が継続することを願い、期待をしております。

片倉工業は2018年度において繊維・機械・新規事業であわせて6.5億円の損失を予想しております。これらの損失を縮小することにより営業利益を40%も改善することが可能となります。本社費用の削減も検討しており、将来的に利益を大幅に改善できる可能性があります。

片倉工業は、かつて事業における主要業績評価指標(KPI)および新規事業への唯一の投資基準として専ら営業利益率に注目しておりました。しかし、現在は、経営資源の配分や事業撤退の判断において、営業利益率に加え、当社提案の投下資本利益率(ROIC)をはじめ、EBITDA、ROA、ROE、NOI利回り等、複数の指標でチェックしており、将来的に収益性の改善が期待されます。

オアシスの独立社外取締役の追加に関する提案を受けて、片倉工業は不動産開発の専門家である大室康一氏を特別顧問として採用しました。同氏の専門知識は、今後更にバリューアップが可能と思われるコクーンシティおよびその周辺の再開発において不可欠であると考えます。

我々は、片倉工業がオアシスと協力関係を構築することによりその潜在力を開花させ、コーポレートガバナンスと戦略の強化より現状の割安な株価水準を是正できると確信しています。我々は引き続き片倉工業の業績向上に向けて経営陣と協力関係を継続していきます。その結果として片倉工業の株価が再度上昇し、200%を超えるアップサイドを期待しています。